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[新製品・サービス]

CSEとAIR、Saas/クラウド対応のメールアーカイブシステム「WISE Audit MTE」を発売

2010年3月19日(金)

コンピュータシステムエンジニアリング(以下、CSE)と、エアー(以下、AIR)は2010年3月18日、SaaS/クラウド対応のメールアーカイブシステム「WISE Audit(ワイズオーディット)マルチテナントエディション(以下、WISE Audit MTE)」の販売開始を発表、4月1日から出荷を開始する。「WISE Audit MTE」は、SaaS/ASP事業者、グループ企業に最適なメールアーカイブ・フィルタリング機能を提供するソリューションである。

「WISE Audit」を基礎としてSaaS/ASP事業者とグループ企業向けに開発された「WISE Audit MTE」は、複数テナント対応のメールアーカイブシステムであり、SaaS/クラウドコンピューティングに対応できる。利用目的により、「WISE Audit MTE Aモデル」(SaaS/ASP事業者向け)と「WISE Audit MTE Gモデル」(グループ企業向け)の2製品から選ぶことができる。

「WISE Audit MTE」の主な特長は次のとおり。

  • 1システムで複数のテナントにサービス提供が可能。
  • テナント単位でマシンを増やしたり仮想化する必要がない。
  • 管理者は、単一のASP管理画面から、各テナントの設定・保守が行える。
  • テナント単位で、アーカイブ保存期間を設定できる。
  • サービス利用解約企業のメールのみをアーカイブサーバから削除できる。

導入事業者にとっての優位性は次のとおり。

【SaaS/ASP事業者】

  1. システムの一元管理とテナントごとの独自運用を実現
    ASP事業者が実施するシステム設定・保守業務は、単一の管理ツールから一元的に実施できる。ASP事業者は各テナントのドメイン名やアーカイブ保存期間(リテンションピリオド)など基本属性を設定するのみで、テナント各社の管理者設定、ポリシー設定などは各テナントが自由に行える運用体系を提供できる。
  2. 小規模テナントへの対応も可能
    仮想化環境では仮想システム数分のセットアップと保守が必要なため提供しにくかった小規模テナントへのサービス展開も、上記の特長から可能になる。

【グループ企業】

  1. グループ企業全般にわたるメール監視・監査の統括を実現
    グループ企業各社のアーカイブシステムを一元管理し、グループ共通の送信ポリシーを適用したり全社横断的にアーカイブ検索を行うことで統括的なメール監視・監査を実現する。
  2. 仮想化を超えるアーカイブ環境のコンソリデーション(整理統合)によるコスト削減
    グループ 1社につき仮想化環境とそれに伴うOSやソフトウェア、サポート費用を払う必要がない。1システムで複数のグループ会社に提供でき、管理者は、単一の管理ツールから、各社の設定・保守が行える。
  3. 各社ごとの個別設定が可能で仮想化環境と同様に運用が可能
    アーカイブ検索を行う管理者、ポリシー、アーカイブ保存期間などの運用に係わる設定は、すべてグループ会社別に設定できる。
  4. 複数のドメインを使い分けている企業の利用
    単一企業でも、各部門が別のドメインを使用して異なる業務活動を行い、メール監視・監査の要求が異なるような場合、部門ごとに異なるメール保存期間や適用ポリシーを設定できる。

「WISE Audit MTE」の対応OSは、Red Hat Enterprise Linux 4、5。
ソフトウェアの価格(500ユーザー)は、385万円~。
ロイヤリティ方式(レベニューシェア)の購入も可能。


コンピュータシステムエンジニアリング
http://www.csenet.co.jp

エアー
http://www.air.co.jp

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