クレオは2010年4月1日、法人向け会計システムソリューション「ZeeM(ジーム)会計」の最新版を発表した。同製品は、2010年3月31日より出荷開始されている。同製品は、ビジネスブレイン太田昭和が監修を行っている。
「ZeeM会計」は、下記のように、IFRSコンバージェンス項目の資産除去債務対応機能の追加と、迅速かつ的確な経営判断に必要となる財務情報の活用・経理業務の効率化が図れる30項目を超える機能強化を実現する。
- IFRSコンバージェンス対応 「資産除去債務」を追加
有形固定資産の除去に伴う支出についての不可避的な義務が存在する場合に、その現在価値を負債に計上する割引計算と資産(取得価額)と債務(除去債務)にかかる両方の減価償却費の計算、さらに除去債務にかかる毎月の利息額を利息法にて算出することが求められる。同製品では、これらの処理が自動計算できるようになり、経理業務の効率性が向上する。 - 財務データの任意検索機能を追加
豊富な標準帳票のデータを出力する機能を充実させ、さらに伝票明細データや残高データを任意の条件で検索が可能となり、データ活用の効率性が向上する。 - システム連携-共通インターフェース機能を追加
ノンプログラミングで自動仕訳を設定できるため、上流システムでの仕訳データの作成が不要。これにより、煩雑なマスタメンテナンスが無くなり、月次の締め処理や決算処理など業務効率化が図れる。
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