日本ヒューレット・パッカードは2010年4月7日、拡張カードのサイズをLow Profile専用とすることで筐体のコンパクト化を図ったワーク・ステーション新機種「HP Z200 SFF/CT Workstation」を発表した。4月15日に販売開始する。価格は税込み12万225円(税別11万4500円)から。
Z200 SFFは、SFF(スモール・フォーム・ファクタ)の名称通り、筐体のコンパクト化を図ったワーク・ステーション。PCI拡張カード規格を小型のLowProfile仕様に限ったことと、拡張カード・スロット数を最小限に抑えたことで、コンパクト化を実現した。外形寸法は、幅100×高さ338×奥行381ミリ・メートルで、重さは7.6kg。240ワット電源を搭載する。
拡張カード規格/スロット数と搭載電源容量を除いたスペックは、2010年2月に出荷したミニタワー型のエントリ機種「Z200」とほぼ同等。Z200との違いは、グラフィックス・カードの選択肢がLow Profile規格のエントリ製品に限られることと、空きPCIスロット数がZ200の3つ(3つ空き)に対して1つ(空き1つ)に減っていることである(グラフィックス・カード用のPCI Expressスロットなどは除く)。
グラフィックス機能として、CPU内蔵のほか、グラフィックス・カード「Quadro FX 380 LP」などを選択できる(2010年5月以降は「ATI FirePro V3800」も選択可能)。Quadro FX 380 LPは、Low Profile型のエントリ・レベルのカード。最大消費電力は28ワットで、出力ポートはDVI×1、Display Port×1。表示解像度は最大2560×1600ドット。3次元グラフィックス描画APIはOpenGL 3.2/DirectX 10.1。
このほかの主な仕様は以下の通り。CPUは、クアッドコアXeon 3400またはデュアルコアCore i5/i3を1基搭載する。メモリー・スロットは4つ(最大16Gバイト)。OSは、Windows 7(32ビットまたは64ビット)、Windows XP(32ビット)、OSなし(Linuxインストール・キット付き)から選べる(Linuxインストール・キットは後日提供)。
なお、ワーク・ステーションとは、主にCAD/CAMアプリケーションを高速に動作させるために、OpenGL対応のグラフィックス・カードを搭載したエンジニア向けの高性能なPCのことである。
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