IDCフロンティアは2010年5月6日、クラウド型システム開発基盤「NOAHプラットフォームサービス(以下 NOAH)」に、2010年7月より日額99円(税込)の新価格プランを追加する予定であることを発表した。
NOAHは2010年6月に、発売1周年を迎える。同社は、同サービスをより利用しやすく便利なものにするため、利用ユーザーと利用を検討したユーザーにヒアリング調査を実施。その結果、クラウドの特長である柔軟なスケールアップ/スケールアウトに対するニーズが高く、より気軽に利用できるサービスへのご要望が強いことを把握したという。そこで同社は、1日あたり99円で利用できる日額課金プランをメニューに加えることとした。
「99円プラン」の利用単位は1日単位で、CPU/メモリの拡張にも対応。小規模なWebサイト運営、スポット利用、システム開発の検証環境ほかWeb ビジネスのスタートアップでクラウド環境の試用を検討しているユーザーなどの利用ニーズにあわせて必要なリソースを必要な期間利用できる。
また同社は、99円プランにおいて、初期費用無料、利用料金が半額となる事前予約キャンペーンを実施する予定。詳細は後日発表される。
なお、99円プランの提供に先駆け、2010年5月よりライトユーザー向けに導入利用最小単位を引き下げた月額7,000円の「SSプラン」の提供を開始する。
SSプランの概要は下記のとおり。
- 拡張性:標準サービス同様にCPU/メモリ拡張が可能
- 仮想マシンスペック
1. CPU:1vCPU
2. メモリ:512MB
3. HDD:30GB
4. 仮想マシンからのインターネット接続環境
5. 共用ファイアフォール - 利用期間(最低利用期間):1ヵ月
- 価格:7,000円/月(税込)
SSプランは、従来のNOAHと同じ拡張性を持ちながら低価格設定のサービス。SSプランの追加により、CPU、メモリ、ディスク容量などのリソースの選択の幅が広がり、SNS、オンラインゲーム、ネット広告などのWebサービスの提供ほか、ユーザーのビジネスサイズに合わせてより柔軟なメニュー変更、追加、選択が可能となる。
IDCフロンティア
http://www.idcf.jp/