日立システムアンドサービス(日立システム)は、ソフトウェア製品の開発・販売を手がけるドリーム・アーツと販売代理店契約を締結し、ドリーム・アーツの企業情報ポータル型グループウェア「INSUITE Enterprise」および、Web上でのINSUITE Enterpriseの効率的なデータ管理を推進するエンタープライズWebデータベース「ひびきSm@rtDB」の販売を、2010年5月12日から開始した。
日立システムでは、これまでのグループウェア/ポータルビジネスにおけるシステム納入実績と、グループウェア関連の専門技術者を多数有している中で、今後多様化していく顧客ニーズに応えるには、レガシーシステムからの移行やポータルに強いグループウェアのラインナップを揃えることが重要であると考え、INSUITE Enterpriseの開発元であるドリーム・アーツとの販売代理店契約締結に至ったとのこと。
INSUITE Enterpriseは、企業の情報インフラを担うグループウェア・ポータル・電子メール・ワークフローを統合し、利用者がより付加価値の高い業務に集中できるようにする「ビジネス・コックピット」ともいえる製品で、数千~数万規模企業への導入実績を多数有している。
日立システムでは、INSUITE Enterpriseを、同社の「グループウェア統合ソリューション」の製品ラインアップに追加し、顧客ニーズに合わせたグループウェアの選定・導入からシステムの企画・設計、開発、保守・運用に至るトータルソリューションを提供していく。
INSUITE Enterpriseの大きな特徴は以下の2点。
1. グループウェア/ポータル機能:統合型グループウェア機能とEIP(企業情報ポータル)機能を備え、組織内のすべてのユーザーに最適なビジネス・コックピットを提供
- プッシュ型情報共有機能
- 手軽なコンテンツ作成機能
- 運用管理の負荷軽減が可能
- ワークフロー/DBとのシームレスな連携が可能
2. ワークフロー機能:部門から全社まで、ビジネスの各現場で利用できる情報管理・統制と使い勝手を兼ね備えたエンタープライズカード型Webデータベース
- GUIによるDB、ワークフロー作成
- セキュリティ機能
- コンテンツの一元管理
- 大規模での運用が可能
今回提供開始された各製品の価格(すべて税込み)は以下のとおり。
- INSUITE Enterprise グループウェア 1,000ユーザー:567万円~
- INSUITE Enterprise ポータル 1,000ユーザー:483万円~
- INSUITE Enterprise ワークフロー 1,000ユーザー:231万円~
- ひびきSm@rtDB 1,000ユーザー:945万円~
「INSUITE Enterprise」
http://www.hitachi-system.co.jp/insuite/
「グループウェア統合ソリューション」
http://www.hitachi-system.co.jp/groupware/
ドリーム・アーツ
http://www.dreamarts.co.jp/
日立システムアンドサービス
http://www.hitachi-system.co.jp/