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日本オラクル、ファイル使用をきめ細かく制限するIRM「Oracle Information Rights Management」

2010年5月21日(金)鳥越 武史(IT Leaders編集部)

日本オラクルは2010年3月16日、ファイルセキュリティ製品「Oracle Information Rights Management(IRM)」を販売開始した。ファイルに暗号化と権限設定を施し、閲覧者が持つ権限の範囲でファイル操作を可能にする。標準でMicrosoft Office文書(Office 97以降)や、PDF、画像、テキスト、電子メールファイルを管理できる。

ファイルの開封時に、各端末に導入したクライアントソフトがIDとパスワードによる認証を要求。管理サーバーに問い合わせ、事前設定したポリシーに基づいてファイルの閲覧や操作を可能にする。ポリシーは、ファイルの重要度とユーザーの役割の組み合わせで定義する。操作を制限できる項目は、閲覧や印刷の可否など20種類。

クライアントソフトは、ファイルの暗号化や重要度の設定機能を持つ。社外に渡ったファイルの管理は、DMZなど社外から安全にアクセスできる領域に管理サーバーを設置して実現する。

管理サーバーを設置した社内と社外のユーザー企業に課金が発生。社内の場合1ユーザー7600円から、社外の場合1ユーザー1100円から。 (鳥越)

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Oracle / IRM / 文書管理 / 情報漏洩対策

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