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GDX、企業向けファイル転送サービス「GDX Drop Box」のWebブラウザ版を提供開始

2010年6月3日(木)IT Leaders編集部

インターネットイニシアティブ(IIJ)と、McAfee,Inc.との合弁会社として設立され、メッセージングネットワーク環境を提供するGDX Japanは、同社の企業向けファイル転送サービス「GDX Drop Box」において、Webブラウザを利用して操作できる「GDX Drop Boxブラウザ版」を2010年6月2日より提供開始した。

GDX Drop Boxとは、同社がインターネット上に独自に構築したメッセージングネットワーク「GDX Trusted Platform」上で、大容量のファイル転送を利用できるサービス。不特定多数ではなく、特定多数のGDX Drop Box利用者間でファイル転送が行われるため、安全かつ確実にファイルを届けることができる。

ファイルおよび転送経路はGDX Trusted Platform内で自動的に暗号化されるほか、誰がいつ誰宛てに何のファイルを送ったかなどの送信履歴を保存できるなど、ビジネスで利用するために不可欠なセキュリティ機能が提供される。

従来GDX Drop Boxを利用するには、専用のデスクトップアプリケーションをインストールする必要があったが、ブラウザ版では使用中のWebブラウザを利用して、Web上からファイル転送を実行できる。顧客は、用意される専用Webサイトへログインすることによって、従来と同様にファイル転送を操作でき、セキュリティレベルを維持しつつ、より手軽にファイル転送サービスを利用開始できる。

ブラウザ版では、利用者がファイルを受信した際にメールで通知される機能が新たに追加されており、利用者は専用アプリケーションを用いる場合と同様に、即座にファイルの受信を把握することが可能。

なお、GDX Drop Boxブラウザ版で対応しているブラウザは以下のとおり。

  • Internet Explorer 6 以上
  • Safari 4 以上
  • Firefox 3.6 以上

同社では、今後もサービスの機能拡充に取り組んでいく。

GDX Japan
http://jp.gdx.com/

IIJ
http://www.iij.ad.jp/

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