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NTTデータビズインテグラル、利益管理などを強化した「Biz∫ 販売 Ver1.1」を発表

2010年6月17日(木)IT Leaders編集部

Web型ビジネスプラットフォーム「Biz∫」(ビズインテグラル)シリーズを開発・販売するNTTデータ ビズインテグラルは2010年6月16日、販売・調達・在庫業務を対象としたクラウド対応パッケージ「Biz∫ 販売」の機能強化バージョンである「Biz∫ 販売 Ver1.1」を7月1日にリリースすると発表した。

今回リリースされるBiz∫ 販売 Ver1.1では、商社や卸売業向けに、利益管理・貿易管理機能の強化が行われている。発表による主な機能強化点は以下のとおり。

1. 取引ごとの利益管理
販売・購買業務で発生する諸掛情報の原価配賦や、在庫品の個別引き当て機能により、在庫取引を含む全取引について取引明細単位の採算を把握できる。

2. 加工販売に対応する原価把握
各種伝票に諸掛・加工費を付与することができるため、加工販売を行うケースにおいて、直接材料費と加工費を含めた原価把握が可能となる。

3. 内部統制への対応

  • Biz∫販売に同梱されているワークフロー機能を活用することで、各種伝票の一元管理、およびヌケやモレのない承認プロセスを実現可能。
  • 取引先単位の与信限度額設定、チェック機能により、個社別の信用リスクに基づいた、確実な販売・購買業務の実行をサポート可能。

その他、直送取引の販売購買同時伝票入力機能や、貿易ドキュメント自動生成機能などの強化を行っている。

「Biz∫ 販売」はSOA(Service Oriented Architecture)・BPM(Business Process Management)を基盤としており、業種・業態に依存したシステム機能の追加や変更に柔軟に対応できるほか、監査用証跡の取得・アクセス制御など内部統制への要求にも対応している。また、受注、請求、出荷など必要なアプリケーションモジュール単位での追加や購入が可能で、事業環境や法制度の変化に対し、業務やシステムをすばやく対応させ、効果的なIT投資を行うことを支援する。

製品の価格は、必要とするアプリケーションモジュール群と利用ユーザー数の組み合わせによって異なり、500万円から。

現在はSaas基盤に対応しているが、今後はプライベートクラウド、ハイブリッドクラウド(一部機能を自社運用、一部機能をクラウド)など複数の利用形態で提供する予定とのこと。


NTTデータ ビズインテグラル
http://biz-integral.com/index.html

 

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