アシストは2010年7月1日、使い慣れたフロントエンド・ツールからデータベースの検索/更新を簡単に行えるツール「KeySQL」(開発元:テニック)の新バージョン「KeySQL7」を同日より販売開始すると発表した。
「KeySQL」は、データベースのデータを簡単に利用できるツールとして、様々な業種業態の企業において累計100万本を超える豊富な利用実績をもつ製品。
新バージョンとなる「KeySQL7」では、従来のOracleに加え、SQLServer、DB2、Informix、さらにアシストが支援サービスを提供するPostgreSQLなどのオープンソース・データベースに至るまで検索/更新対象が拡大した。また、データベースのデータを取り込んで自由な加工/分析を実現するフロントエンド・ツールについてはMicrosoft Excelに加え、アシストが各種支援サービスを実施し企業、団体に採用が広がっているOpenOffice.orgの表計算ソフト「Calc」にも対応した。
「KeySQL7」の主な機能は以下のとおり。
- データベースの参照/更新が可能
・SQL文を意識することなく、GUI画面で簡単に検索条件を指定
・使い慣れたMicrosoft ExcelやOpenOffice.orgの表計算ソフト「Calc」にデータを取り込めるので、データの集計や加工が自由自在 - システム開発も容易に
・Microsoft ExcelのVBAマクロおよびOpenOffice.orgのBasicマクロを自動生成できるため、複雑なコーディングが不要
・定型業務アプリケーションを工数をかけずに開発可能 - マルチ・データベース対応
・Oracleに加え、SQLServer、DB2、Informixなど主要データベースに対応
・汎用ODBC接続により、PostgreSQLなどのオープンソース系データベースにも対応
同製品の販売価格は、「KeySQL7(検索版)」が3万3,000(税別)。「KeySQL7(検索/更新版)」が5万3,000(税別)。同社は、2011年6月末までの同製品の販売目標として1億円を見込む。