日本電気(以下、NEC)は2010年7月13日、処理性能を最大約35%向上し、ハードディスク容量を2倍に増強した(従来機「iStorage NS28P」と比較)、省スペーススリムタワーNAS(Network Attached Storage)製品「iStorage NS100Ta」を製品化し、同日より販売活動を開始すると発表した。出荷開始は、7月26日からの予定。「iStorage NS100Ta」は、SOHO/小規模ユーザを主なターゲットにしており、オフィスにおけるファイルサーバ用途に適すよう、処理性能やハードディスク容量を強化している。
「iStorage NS100Ta」の主な特徴は次のとおり。
- 処理性能を最大約35%向上
最新のCPU「インテル Pentium G6950(2.80GHz)」を搭載するとともに、高速メモリの搭載容量を従来比4倍となる、最大16GBまで拡大。ストレージサーバ専用OS「Windows Storage Server 2008(x64)」を搭載し、処理性能が従来比で最大約35%向上している。 - ハードディスク容量を2倍に増強
価格を従来製品と同等に抑えながら、ハードディスク容量を従来比2倍の最大4TB(テラバイト)に増強。昨今のファイルサーバの大容量化ニーズに対応している。 - 待機時最大45%、動作時最大15%の省電力化
AC(交流)/DC(直流)変換効率が80%以上であることを示す、80 PLUS認証を取得した高効率電源の搭載などにより、従来比で待機時最大約45%、動作時最大約15%の省電力化を実現している。なお、80 PLUS認証とは、電源ユニットが電圧を生成する際に生じる変換損失を抑え、電力の80%以上を損失せずに確保することができるものに対し、米国EPRIが行う認定である。
また、新製品はオフィスなどへの設置しやすさに配慮し、性能を強化しながらも横幅を名刺幅程度(約93mm)に抑え、従来製品の特長である省スペース性を継承している。
「iStorage NS100Ta」のスペックは、インテル Pentiumプロセッサー G6950(2.80GHz)×1、1GBメモリ(最大16GB)、Windows Storage Server 2008 (x64)プリインストール。
HDDの容量別の希望小売価格(税別)は次のとおり。
500GB HDD(SATA)×2(RAID1)の場合は、19万8000円~。
1TB HDD(SATA)×2(RAID1)の場合は、24万8000円~。
2TB HDD(SATA)×2(RAID1)の場合は、34万8000円~。
iStorageシリーズ
http://www.istorage.jp
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