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デル、System Center Essentials 2010をバンドルしたPowerEdgeサーバーを販売

2010年11月3日(水)IT Leaders編集部

デルは2010年11月2日、マイクロソフトの統合システム管理ソリューション「System Center Essentials 2010」(以下、Essentials 2010)をデルのサーバー「Dell PowerEdge R410」にバンドルした「SCE 2010 with Dell PowerEdge R410」の販売を開始した。

Essentials 2010は、物理環境や仮想環境に展開されたサーバーやクライアント製品を統合管理できるソリューション。Essentials 2010をサーバーにバンドルして提供するのは、国内ではデルが初めてとのことで、バンドルして提供することにより、顧客は同ソリューションをすばやく導入し、その機能を十分に活用できるようになる。また、デルからハードウェアとソフトウェアの一元的なサポートを受けることが可能。

SCE 2010 with Dell PowerEdge R410の価格は、推奨構成(プロセッサIntel Xeon E5506、メモリ4GB、ハードディスク450GB×4)の場合で、60万5,850円(税込み、送料込み)から。

発表による同製品の主な特徴は以下のとおり。

  • スケジュール設定が可能なパッチ管理が行える。
  • 「P2V」(物理環境から仮想化環境への移行)機能により、物理環境から仮想化環境への移行を促進することが可能。
  • サーバー監視、管理だけではなく、最大500台までのクライアント製品を管理できる。
  • Hyper-V環境に適したDell EqualLogicストレージを含む周辺機器の管理が可能。
  • Dell Management Packsと組み合せて利用することで、詳細の稼働状態の検出および監視が可能。
  • Dell PRO-Packを利用し物理システムやハイパーバイザの異種混在環境で、プロアクティブな管理を行うことができる。
  • デルによるハードウェアとソフトウェアの一元的なサポートが受けられる。

現在、Hyper-Vによるサーバー仮想化が増えているが、IT 担当者が個別に管理している状況が多く見受けられ、こうした環境に同製品を導入することで、物理環境と仮想環境を合わせて最大50サーバーまでを一元的に管理できるようになる。それにより各種更新プログラムの展開やセキュリティの更新などの運用を効率化し、サーバーやクライアントに発生したトラブルへの迅速な対応が可能になるほか、物理マシンで作成した仮想マシンのP2V変換を行い、Hyper-Vホストの使用可能なリソースへ展開することで、個々に導入してきた Hyper-Vの使用効率を向上させ、投資対効果を高めることができるとしている。

なお、デルでは Hyper-V 環境の運用効率化を促進するマイクロソフト仮想化ソリューション・ドキュメントダウンロードページを公開し関連情報を提供している。また、さらに大規模な導入を検討する企業向けには、System Center Familyを利用した体験デモをデルの東京ソリューション・イノベーションセンターで行い、設計から導入を含めたサービスの提供も行っている。

マイクロソフト仮想化ソリューション・ドキュメントダウンロードページ
http://www.dell-portal.jp/dell-microsoft/

デル
http://www.dell.co.jp/

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Dell / PowerEdge / PCサーバー / Microsoft / EqualLogic / Hyper-V

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