エクスジェン・ネットワークスは2010年12月6日、ID統合管理ツールの新バージョン「LDAP Manager 5」のリリースを発表した。
「LDAP Manager 5」は、管理者ポータルと呼ばれる管理者向けのWebアプリケーションを標準機能として提供し、管理者が日々おこなう運用プロセスをカスタマイズせずに強化することが可能となった。「LDAP Manager 5」で追加された主な機能は以下のとおり。
- 管理者ポータル:
源泉データのCSVファイルについて、ブラウザ経由でLDAP Managerサーバにアップロードする機能や、整合性チェック・ユニークチェック・差分CSVの作成機能など、これまで別途開発が必要だった運用プロセスを標準機能で実装可能。LDAP Managerの実行ログの参照・各種連携プラグインのスケジュール実行・管理者メンテナンスや操作ログオプションへのシングルサインオンなどに加えて、各種メニューのアクセス権限設定も可能。 - LDAP ManagerコンソールのLDAP認証対応:
LDAP Manager本体のコンソールを起動する際、ID・パスワードによる認証機能を追加。また認証時にはLDAP認証を利用する事も可能。 - Password AssistantのWindows7対応:
Windows XP、Windows Vistaに加えてWindows7にも対応した。またシングルサインオン対象のアプリケーション数もこれまでの10システムから、Webアプリケーション・Windowsアプリケーションでそれぞれ99アプリケーションまで拡大した。 - その他機能拡充:
IDワークフローにおけるメール承認機能、源泉対象リポジトリにLDAPサーバを追加、管理者メンテナンス機能のサーバエンジンのサーブレット化、ハッシュ暗号化マッピング関数の追加など、多数の機能拡充が図られた。
エクスジェン・ネットワークス
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