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ネオアクシス、IBM i向け保守開発ツール「Toolbox/監査ジャーナル」を発表

2010年12月18日(土)IT Leaders編集部

ITホールディングスグループのネオアクシスは2010年12月16日、IBMのPower Systemsで稼働するIBM i 向け保守開発ツールである「Toolbox +PLUS シリーズ」の新製品「Toolbox/監査ジャーナル」の出荷を開始した。

「Toolbox for System i5」は、AS/400の時代から長く利用されている、システム開発や運用時に利用するユーティリティ製品で、「Toolbox +PLUS シリーズ」は「Toolbox for System i5」の機能を、拡張、または、新規の機能を追加するシリーズ製品。

「Toolbox +PLUS シリーズ」では、IBM iの機能をより簡単に引き出せるユーティリティ製品を展開してきており、2007年には「Toolbox/OPEN コマンド」を出荷、その後、「Toolbox/通信ログビューア」、「Toolbox/リソース管理」と多くのIBM i ユーザー向けに出荷している。

今回発表された「Toolbox/監査ジャーナル」は、IBM iのシステム監査データを集計/レポートする運用管理者向けの製品。OSで管理している監査ジャーナルを読み取り、システムアクセス情報を集計/レポートすることで、ファイルやオブジェクトへのアクセス状況を把握し、不正アクセスを監視、追跡することができる。また、システムへのサインオン/サインオフ状況もレポートされるため、特に、サインオンに失敗した履歴から不正アクセスの兆候を知ることが可能。監査対象の設定には、機密保護システム値を参照し、ユーザー監査値やオブジェクト監査値を設定する等の、監査ジャーナルに関する知識が必要になるが、同製品ではシステム値等の設定を容易にする専用画面を装備している。製品の特徴は以下のとおり。

  • 監査ジャーナルのデータを見やすく表示/レポート
  • 不正アクセスのログを出力
  • 機密保護システム値の照会機能
  • ユーザー監査値、オブジェクト監査値の設定/照会機能

価格は、P05(最小構成)で24万円から(価格はシステム規模ごとの設定になる)。同製品を使用することで、難解な監査ジャーナルのデータ照会や印刷が容易になり、システム資源に対するアクセス状況等のシステム監査データを可視化できる。また同製品で集計したアクセス履歴等のレポートは、内部統制の監査資料としても活用可能。

「Toolbox +PLUS シリーズ」は、今後も顧客ニーズを捉え、シリーズ製品をさらに拡充し提供していく予定とのこと。

「Toolbox +PLUS シリーズ」
http://www.neoaxis.co.jp/product/Toolbox/index.html

ネオアクシス
http://www.neoaxis.co.jp/

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ネオアクシス / IBM / IBM i / AS/400 / オフコン

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