ワークスアプリケーションズは2011年1月7日、基幹業務パッケージソフト「COMPANY」を導入・利用している顧客企業を対象とした無償のコンサルティングサービス、「ビジネス・アプリケーション・アセスメント・サービス(BASE)」の提供を開始したと発表した。
BASEは、「COMPANY」を利用している顧客企業からの「業務改革や経営課題の解決を図る際に、情報システムの利用状況が活用できないか」といった声を受け、保守サポート部門にて新たに開始した無償サービス。
同サービスの提供範囲は、業務課題分析・統計データ作成・レポート・コンサルティングまで多岐に渡り、事業を多角的に分析することが可能。また、分析結果を元に「COMPANY」の設定を見直すことで、その後の業務運用までサポートを行う。これにより、顧客企業は永続的に経営戦略の実行までを支援するサービスを無償で受けることが可能となる。
顧客企業は、コンサルティングファーム等に有償で依頼をしていた業務改善やIT戦略の立案を、パッケージの開発元であり実際の機能構築までを一貫してサポートする同社にワンストップで委託し、大幅にコストを圧縮することが可能となる。
また、同一の「COMPANY」という仕組みを利用している顧客企業に対し、同じフレームワーク上で継続的に情報を収集するため、自社の過去情報との時系列による比較、他社状況との比較、また理想とする他社の運用事例をベンチマークにした業務改善など、より高いレベルでの業務効率化を推進することが可能となる。
同サービスは、他製品に先行して人事領域の製品を利用中の顧客を対象に、2010年9月より先行提供を進め、現在までに180社以上にサービスを実施している。今後同社は、ACシリーズ、ECシリーズ、SCMシリーズ等の他分野にも展開することで、更なる顧客企業の業務効率化を支援するという。
ワークスアプリケーションズ
http://www.worksap.co.jp/