ぷらっとホームは2011年1月13日、プロキシーサーバー用アプライアンス「OpenBlockSアプライアンスシリーズ Proxy用」を発表した。同社の中小企業向けサーバーシリーズ「OpenBlockS 600」の1製品。アプライアンスとして簡単に導入できる点と安定稼働を訴求する。
ハードウェアに工夫を凝らし、堅牢性を高めている点が特徴だ。具体的には、ハードディスクを搭載せずコンパクトフラッシュをディスクとして代用する。これにより、本体の可動部分を排除。さらに開口部分を減らしたことでゴミはホコリの侵入も防ぐ。「メンテナンスの負荷を削減し、IT管理者のいない支店などでも容易に運用できる」(製商品事業本部 技術部 マイクロサーバ技術課 課長 木村友則氏)。
手のひらに乗るほどの小型サイズで、置き場所を選ばす運用できる点も特徴の1つ。きょう体のサイズは幅81×奥行き133×高さ31.8mmで、重量は265gに過ぎない。消費電力は8Wと低く、維持/運用費も抑えられる。
なお、ソフトにはオープンソースの「Squid」がインストール済み。HTTPやFTPへの代理アクセスや、アクセス内容をキャッシュとして保存するなどの基本機能を備える。導入時の設定を簡素化するソフトも搭載する。
価格(税込)は7万8000円。