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Linuxサーバー管理ツール「HDE Controller」新版、メール管理を強化

2011年1月19日(水)IT Leaders編集部

HDEは、Linuxが標準で備えている各種のサーバー機能をWebブラウザで管理できるようにするツールの新版「HDE Controller 6.1」を、2011年1月28日に提供開始する。新版では、メール・サーバー機能の管理を強化した。価格は、11万5500円(税込)から。

 HDE Controllerは、Linuxサーバー向けの運用管理ソフト。Linux OSと各種サーバー・ソフトの設定や管理を、WebブラウザのGUIから容易に実施できるようにした。Linux OS本体の設定やネットワーク設定、稼働状況の監視に加えて、Web/FTP、Web/FTPプロキシ、メール、ファイル/プリンタ共有、データベース、リモート管理など、各種サーバー機能を設定/監視できる。

 今回の最新版では、主にメール機能を強化した。

 (1)受信メールの格納形式として、既存のmbox形式(受信メールを1ファイルにまとめる形式)に加え、新たにMaildir形式(個々の受信メールを別ファイルに分割保存する形式)を利用できるようにした。mbox形式には、ファイル・サイズやロック・ファイルが肥大化するというデメリットがある。

 (2)メール送信時にメール・ソフトとメール・サーバー間の通信を暗号化する機能(SMTP over SSL/TLS)を利用できるようにした。さらに、Submissionポート(587番)とユーザー認証(SMTP AUTH)を用いてメール送信を受け付ける際に、設定により、SMTP over SSL/TLSの併用を強制できるようにした。

 3つのエディションを用意している。税込み価格は以下の通り。(a)通常版の「Professional Edition」は、11万5500円。(b)1台の物理サーバー上で6台までのLinux仮想サーバーを管理可能な「Virtual Edition」は、28万9800円。(c)総合行政ネットワーク(LGWAN)向けにメール・アドレスの付け替え機能を備えた行政機関向けの「LG Edition」は、15万2250円。

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