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日本HP、「IceWall Federation SSO」のオプションを発表、主要SaaSに社内からシングルサインオン

2011年1月28日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日本ヒューレット・パッカードは2010年11月25日、シングル・サイン・オン(SSO)製品「HP IceWall SSO」のオプションを発表した。IceWallは1度の手続きで複数のアプリケーションに対するユーザー認証を済ませるソフト。今回、異なる組織間でユーザー情報を交換しやすくしたり、大規模な認証データベースを構築したりするオプション3製品の販売を始めた。

1つめは、SSOの範囲を広げやすくする「IceWall Federation Version 3.0」である。salesforce.comなど各種SaaSのユーザー認証システムとの連携機構を自前で開発・設定する必要がなくなる。

2つめは「同Federation Agent Version 3.0」で、Webアプリケーションに組み込むことによって外部組織のSSOに認証を委託できるようにする。

3つめは「同SSO 10.0 Hadoop接続ライブラリ」。HBase/Hadoopを使って数千人規模のユーザーが同時にアクセスするような巨大な認証システムの性能を拡張しやすくする。

価格はIceWall Federation Version 3.0の本番系が1接続ライセンスで252万円など。 (日川)

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