日本オラクルと情報技術センターは2011年1月27日、オラクルのCRMアプリケーション「Siebel CRM」とSaaS型CRMアプリケーション「Oracle CRM On Demand」のAndroidスマートフォン対応を発表し、同日より「ActiveReporter for Siebel」と「ActiveReporter for CRM On Demand」として提供開始する。
両社の協業により、「Siebel CRM」と「Oracle CRM On Demand」の営業支援アプリケーションをAndroid端末からアクセスする仕組みと同端末上で稼働するアプリケーションを構築。
「ActiveReporter for Siebel」と「ActiveReporter for CRM On Demand」では、営業担当者がアンドロイド携帯端末上で、「Siebel CRM」や「Oracle CRM On Demand」のデータにアクセスしながら、現場での営業活動を支援します。顧客情報と案件情報の確認、Googleカレンダーと連携した打ち合わせや業務のスケジュール確認が可能。顧客訪問、電話連絡やメール送信による顧客への活動履歴情報を採取し、それらの情報を簡単な操作でCRMシステムのデータベースに登録して営業日報、分析レポートなどの報告書作成に役立てることができる。また、GPS(位置情報サービス)を連携させることでより効率的な情報検索や登録を支援する。
「ActiveReporter for Siebel」と「ActiveReporter for CRM On Demand」 は、Android 2.1以上搭載のAndroid OS搭載スマートフォンにて利用可能。
日本オラクル
http://www.oracle.com/jp/