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ユニアデックス、Microsoft System Center対応「IT資産管理パック」を販売

2011年2月9日(水)IT Leaders編集部

ユニアデックスは2011年2月8日、日本マイクロソフトとの協業により、統合システム管理製品「System Center Service Manager2010(以下、SCSM)」に対応する「ユニアデックスIT資産管理パック for Microsoft System Center Service Manager(以下、IT資産管理パック)」を開発し、3月11日より販売開始すると発表した。SCSM対応の資産管理分野の管理パックは国内初で、IT資産管理機能を付加することで、経営視点に立ったIT運用管理を実現する。

IT資産管理パックは、SCSMが従来持つインシデント管理機能、問題管理機能、変更管理機能に加え、ルーター/スイッチなどのネットワーク機器や、プリンター/FAXなどの非IT系リソース(什器)の資産管理を実現する(いつどのように購入もしくはリースされたか、いつ契約が切れるか、いつ廃棄されたか、など)。

マイクロソフトが提供するSCSMは、クライアント環境からデータセンターまで統合管理を行うことが可能である。今回、資産管理ソフトウエア「ADMi-21 G7」(ICT資産管理ソリューション)を開発した技術力と24時間365日の保守サポート力を持つユニアデックスがマイクロソフトと協業することで、従来のSCSMが提供する統合管理機能に一層充実した資産管理機能が付加され、より包括的な統合管理を行うことが可能になる。

「IT資産管理パック」が実現する主な管理機能は、次のとおり。

  1. 「IT資産ライフサイクル管理」
    System Centerでオンライン収集可能なIT資産だけでなく、ネットワーク機器や非IT系の什器等のすべての資産に関して、購入から廃棄までのライフサイクル全般に渡る管理を効率的に実施可能。
  2. 「契約書管理機能」
    購入契約、リース契約、保守契約についてIT資産と連携した一元管理が可能。
  3. 「高度な検索機能」
    IT資産から契約、利用者、設置先、インシデントなどの関係情報を検索可能。またインシデントからもIT資産を通して関連情報を検索可能。これにより、例えば障害が社内サービスデスクに寄せられた際、障害を起こした製品の保守契約がどうなっているか、担当者情報がどうなっているか、リース更新のタイミングがどうなっているかなど、障害対応スピードを左右する情報とのつき合わせが効率化され、コストも削減可能。

IT資産管理パックの価格(税別)は、利用パソコン500台までの場合で56万円から、保守サービスが年額11万2000円から。

ユニアデックスは、今後1年間で1万8000資産管理ライセンスの導入を目指すとしている。

ユニアデックス
http://www.uniadex.co.jp/

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