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日本ユニシス、CPU能力をキャパシティオンデマンドで提供するサーバー「CS450Lシリーズ」を販売開始

2011年2月25日(金)折川 忠弘(IT Leaders編集部)

日本ユニシスは2010年12月27日、サーバー「Unisys ClearPath Server CS450Lシリーズ」を発売した。同製品は、メインフレーム用の独自OS「Master Control Program(MCP)」とWindows 2008を同時稼働できるサーバーの新版。「CS400シリーズ」の後継にあたる。

プロセサにはインテルの4コアプロセサ「Xeon」を2基搭載する。これにより、CS400Lシリーズに比べて性能を約30%向上させた。プロセサ性能を動的に再配置する「キャパシティオンデマンド機能」により、急激な負荷増大や障害発生によるシステム性能の低下を防止できる。

このほか、MCP/Windowsの両環境で稼働するアプリケーション開発ソフト「LINC2000」を搭載。実行するプラットフォームに依存しない共通GUIを提供し、単一手法による開発を支援する。3DESやAESといったアルゴリズムを用いたテープ暗号化など、セキュリティ機能も強化した。

レンタル制で、月額料金は42万5000円から。設置環境に応じて、ラック型とタワー型の2種を用意する。 (折川)

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