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日立ソリューションズ、情報/知識共有ソフト「InWeave Collaboration Enterprise Edition」を発表

大規模環境に向けて機能を拡充

2011年2月28日(月)折川 忠弘(IT Leaders編集部)

日立ソリューションズは2010年12月21日、情報/知識共有ソフト「InWeave」の上位版「Enterprise Edition」を発表した。これは、従来製品である「Standard Edition」の機能を強化したもの。

「InWeave Collaboration Enterprise Edition」では、ファイルサーバーやグループウェアなど複数のデータベースを横断的に検索できるようにした。データベースを監視し、更新情報をユーザーに通知する機能も備える。

このほか、証跡管理機能も追加。ユーザーのアクセスログを取得し、閲覧/利用状況を把握できるようにした。機密扱いの情報にアクセスしたユーザーに対しては操作履歴も取得。情報漏えいがあった場合の追跡に役立てられる。

ブログやSNS、Wikiといったソーシャル機能に絞ったSaaS版「InWeave for SaaS」も同日、発表した。海外拠点や社外のパートナーとのコラボレーション支援を掲げ、同社のクラウド基盤であるSecureOnline上で提供する。

価格は525万円(1プロセサあたり、2コアまで)、SaaS版の月額料金は788円(1人あたり)、初期費用は36万7500円。 (折川)

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