アシストは、統計解析、予測分析など本格的な「分析」機能を提供し、膨大なデータの中からビジネス・チャンスやリスクの把握につながる知見を引き出せるようにするビジネス・アナリティクス（BA）ツール製品「ADVIZOR」（アドバイザー）の販売を2011年2月22日より開始した。
米ADVIZOR SOLUTIONSが開発し、エー・エス・ジェイが日本総代理店として販売するADVIZORは、マサチューセッツ工科大学出身のエンジニアが、15年にわたるベル研究所での可視化技術の研究成果を活用した、24の特許で守られた知的財産を持つという。
ADVIZORの特徴は以下のとおり。
- Oracle、SQL Server、Salesforce.com、Microsoft Excel/Microsoft Access、テキストなど多種多様なデータ・ソースからの膨大なデータをメモリ上で処理するため、PC1台でも高度な分析を高速で実行できる。
- 利用にあたっては、設計やプログラミング、専門的な統計知識の必要なしに、1～2日のトレーニングだけですぐにADVIZORの豊富なチャートや、各種機能を用いて多次元分析や予測モデルの構築などを行える。
- 国内外ともに流通、小売、コンサルティング、金融、情報処理など、各種の業種業態での採用実績が多く、それをもとにした業種業態別の分析テンプレートも豊富に備えている。
アシストでは今回、同製品を今すぐ開始したいパワーユーザー向けのスタンドアロン版「ADVIZOR Analyst/X」から、エンタープライズ・ダッシュボード版「ADVIZOR Server AE」まで、小～中規模の分析ニーズに対応するソリューションとして提供する。また、ADVIZOR Analyst/Xの全機能を体験できる無償版のダウンロード・サービス（30日間）も同日より開始した。
ADVIZOR各製品の概要と価格は以下のとおり。
- 「ADVIZOR Analyst/X」：ADVIZORの基本製品。分析用のページとグラフの追加、変更を行い、分析の軸を作成。さらにグラフの選択／抽出による分析作業が可能。クライアントPCに導入し、スタンドアロンで実行できる。
- 稼働OS：Microsoft Windows XP SP1／Microsoft Windows Vista 32 または 64／Microsoft Windows Server 2003 SP1 またはWindows Server 2008
- 販売価格（税別）：93万6,000円（1ライセンス）～
- 「ADVIZOR Desktop Navigator」：Analyst/Xで作成した分析用のページとグラフを使用した分析作業。クライアントPCに導入し、スタンドアロンで実行できる。
- 稼働OS：Microsoft Windows XP SP1／Microsoft Windows Vista 32 または 64／Microsoft Windows Server 2003 SP1またはWindows Server 2008
- 販売価格（税別）：117万円（5ライセンス）～
- 「ADVIZOR Server AE」：Analyst/Xで作成した分析用のページとグラフをWebサーバー（IIS）に登録して分析作業に使用可能。サーバーに導入し、各クライアントPCのWebブラウザから実行できる。分析用のページとグラフの作成および変更は不可。
- 稼働OS：Microsoft Windows Server 2003またはWindows Server 2008（64ビット環境を推奨）
- 販売価格（税別）：390万円（25指名ユーザー）～
エー・エス・ジェイ
http://www.advizor.co.jp/
「ADVIZOR Analyst/X」体験版ダウンロード
http://www.ashisuto.co.jp/prod/advizor/sum/download/
「ADVIZOR」
http://www.ashisuto.co.jp/prod/advizor/
