[新製品・サービス]

クレオ、intra-martによるコンポーネント型業務ソリューション「ZeeM 就業管理」を発表

2011年2月24日(木)IT Leaders編集部

クレオは2011年2月23日、同社の法人向けトータルソリューション「ZeeM」(ジーム)シリーズの新たなラインナップとして、勤怠・労務管理から労務コンプライアンスまで、企業の就業管理を支援するコンポーネント型業務ソリューション「ZeeM 就業管理」の販売を開始した。

同ソリューションは、パート・アルバイトを多数抱える小売業や、複雑なシフト管理・コスト管理を必要とする製造・サービス業など、就業形態に応じた業種別テンプレートを提供する。また、システム基盤として、NTTデータ イントラマートが提供する「intra-mart」(イントラマート)を採用することで、企業によって異なる就業管理ニーズへの柔軟な対応を可能とした。

たとえば、パート・アルバイトを多数抱える小売業では、以下のような状況が起きやすい。

  • 勤務シフト管理が、売上や人件費、繁閑予測と連動しないことによる不足人員・余剰人員の発生
  • パート・アルバイト採用時の店舗と本部での二重登録
  • 社会保険加入や所定労働時間などの契約条件の実施管理の不徹底
  • 雇用契約書・賃金台帳・従業員一覧など法務上必要な書類が各店舗で出力できない

また、複雑なシフト管理が必要な製造業では、「4直3交代などの24時間勤務シフトの調整」や「夜勤などの手当計算に手間がかかること」が頭痛の種となっている。さらに、サービス業では、「作業種別ごとに単価の異なる人件費の計算に手間がかかる」、「応援勤務などで発生した人件費の配賦処理が複雑化している」、といった課題があるという。

このように、就業管理や勤怠管理の重点テーマや課題は業種・業態、あるいは企業ごとに異なり、個社の状況や課題に最適な解決方策の実現が求められていることから、クレオでは、業種別テンプレートと拡張性の高い基盤であるintra-martにより、個社のニーズに応える「ZeeM 就業管理」を提供開始した。ライセンス価格は、従業員数1,000名までの場合で、500万円(税別)から。

同ソリューションがもたらす主な導入効果とシステムの特徴として、以下が挙げられている。

【導入効果】

  • 勤怠管理業務の効率化
    勤務情報の無駄な入力や膨大な手間のかかる紙ベースの運用を解消(各種打刻システムや人事給与システムと連携)。
  • 人件費の最適化
    リアルタイムでの人件費予測を可能にして、無駄な人件費を抑制する。時間外労働管理の徹底、勤務シフト管理の効率化を支援し、人件費の最適化を可能にする。
  • 労務コンプライアンスの適正化
    各種アラートにより、過重労働の検出を容易化。遅刻・早退・残業量等の勤務状況、有給消化状況等、過去の実績も含め、就業情報を一括管理できる。適切な法令対応の証明が可能。

【システムの特徴】

  • 機能の網羅性:従前から求められている勤怠管理や人件費最適化から、近年ニーズが高まっている労務コンプライアンスまでを網羅
  • 柔軟性:個社別の就業管理ニーズに柔軟に対応可能
  • 拡張性:intra-martを基盤とした各種システムとの情報統合が可能で、人事給与システムや打刻システム(Felica、磁気カード、POS・バーコード)と柔軟に連携が可能
  • 内部統制対応:証跡管理とワークフローによる内部統制に対応

「ZeeM」
http://www.zeem.jp/

クレオ
http://www.creo.co.jp/

関連キーワード

クレオ / 勤怠管理 / intra-mart / NTTデータ イントラマート

関連記事

トピックス

[Sponsored]

クレオ、intra-martによるコンポーネント型業務ソリューション「ZeeM 就業管理」を発表クレオは2011年2月23日、同社の法人向けトータルソリューション「ZeeM」(ジーム)シリーズの新たなラインナップとして、勤怠・労務管理から労務コンプライアンスまで、企業の就業管理を支援するコンポーネント型業務ソリューション「ZeeM 就業管理」の販売を開始した。

PAGE TOP