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椿本チエインがデータセンター内のサーバーと空調設備を一元管理するソフトを発表

2011年3月2日(水)

椿本チエインは2011年2月18日、工場などに設置する制御機器を監視するソフト「つばきモニターメーカー看太郎32」の機能強化を発表した。データセンターやサーバールームの温度や電気使用量上昇といった異常を、サーバーやネットワークなどを監視するシステムに通知できるようにした。空調設備とサーバー/ネットワークの監視を一元化し、運用の簡素化を図る。

ネットワークなどを監視するプロトコル「SNMP」を利用することで、空調設備などの異常を検知する。看太郎をインストールしたシステムに「SNMPエージェントモジュール」を追加すると、空調設備などの制御機器独自のプロトコルをSNMPに変換。事前に設定したしきい値を超えるとSNMPを用いてサーバー/ネットワーク監視システムに通知できる。

「これまでは温度や空調を監視するシステムと、データセンター内のサーバーなどを監視するシステムは別々だった。看太郎を使えば、イーサネット経由で両システムを一元的に監視できる」(マテハン事業部 営業・技術統括 技術2部 情報技術課 モニタリング営業チーム 副参事 山田耕平氏)。

条件を組み合わせることで複数の制御機器が関わる異常を検知したり、現在の温度や電気使用量を確認したりすることも可能だ。

価格(税別)は45万円から。内訳は看太郎が20万円、SNMPエージェントモジュールが15万円、制御機器と接続するドライバが10万円。2011年度に3000万円の売り上げ目標を掲げる。

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