アクシスソフトは2011年3月24日、同社がSaaS型で提供している名刺管理ソフト「名刺バンク」のOCRエンジンを刷新し、多国語を扱えるようにしたと発表した。2011年4月上旬には、現状の日本語と英語に加え、中国語簡体・繁体、韓国語の名刺データを読み取れるようにする。その後も、変換可能な言語を随時増やす。
名刺バンクは、SaaS型の名刺管理ソフト。スマートフォンやパソコンなどで撮影/スキャンした名刺画像を、インターネット経由で名刺バンクのSaaSに転送し、SaaS側でOCR(光学文字認識)処理を施してデータベース管理する。クラウド基盤には、NTTコミュニケーションズの「BizCITY」を利用する。料金は、累計5000枚までで月額1万9800円(税別)など。別途、人手によるデータ修正サービスなども用意する。
今回、名刺バンクのSaaS側システムで利用するOCRエンジンを刷新し、多国語化を図った。従来使っていたエンジンは、日本語と英語に限って読み取ることができていた。新エンジンでは、22カ国の言語を読み取ることができる。これにより、順次、名刺バンクの多国語化を図る。2011年4月には、中国語簡体・繁体、韓国語を読み取れるようになる。
新エンジンの開発会社は、台湾のPENPOWER TECHNOLOGY。同社のOCRエンジン「Business Card Recognition」(BCR)を採用した。なお、同社は、iPhone向けの名刺管理アプリケーション「WorldCard Mobile」の開発提供元である。
なお、アクシスソフトでは、今回の多国語化により、2012年に名刺バンクの海外事業を本格化させる。販売目標は、5年以内に同事業で1万社以上。
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