JBCCホールディングスは2011年3月25日、被災地の復興支援として、被害を受けられた企業・団体に対し、基幹業務向けサーバー(IBM i )のシステム環境を6カ月間無料提供する「JBグループ iクラウドサービス 無償提供プログラム」を同日より開始すると発表した。
JBCCホールディングスは、東日本大震災被災地の復興支援として、被害を受けられた企業・団体に対し、基幹業務向けサーバー(IBM i )のシステム環境を6カ月間無料提供する「JBグループ iクラウドサービス 無償提供プログラム」を同日より開始すると発表した。
対象は、厚生労働省の災害救助法適用市町村において、基幹業務向けサーバー(IBM i )を必要とする企業および団体。プログラム内容としては、IBM i のシステム環境をクラウドを活用し、6カ月間無料提供するプログラムを、JBグループが保有するITリソースを日本国内のデータセンターから提供する。
月額基本サービス料は、無料提供期間の6カ月間無料(通常料は10万8000円/月)。初期費用などは、ルーター、回線利用料および移行費用は特別価格で提供する。物理サーバーの提供はしない。無料提供期間は2011年3月25日~2011年10月30日(申し込み期限は2011年4月30日)。必要事項は以下のとおり。
- 申込者氏名(必須)
- 企業・団体名(必須)
- 連絡先メールアドレス(必須)
- 連絡がつく電話番号 (必須)
- 利用用途
- 現状運営されているWebサイトがある場合、そのURL
提供されるIBM i のシステム環境の詳細は次のとおり。
【IBM i のシステム環境】:IBM i V6R1のプラットフォーム
【基本リソース】:Power Systems:1区画/WDS:1ライセンス/処理能力:350CPW相当/メモリー:2GB/ディスク容量:146GB(実質)
※エミュレーターソフトウェアは無料でダウンロードして利用できる
【使用可能な言語】:RPG, COBOL, C, PHP, Java
【データベース】:DB2 for i , MySQL
無料提供プログラム受付窓口メールアドレス
icloud@web.jbcc.co.jp
災害救助法適用市町村について
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014j15.html
JBCCホールディングス
http://www.jbcchd.co.jp/index.html