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シマンテック、仮想マシンのデータ保護の簡素化を実現する「NetBackup 7.1」を発表

2011年3月31日(木)IT Leaders編集部

シマンテックは2011年3月30日、より効率性と信頼性の高い情報の保護、保存、リカバリを統一プラットフォーム上で実現するSymantec NetBackupの最新版を発表した。

「Symantec NetBackup 7.1」は、VMware環境向けの「仮想マシンインテリジェントポリシー」テクノロジーを搭載し、既存のデータ保護ポリシーを活用しながら、仮想マシンの検出と保護を自動化する。

「NetBackup 7.1」の新機能と概要は以下のとおり。

  • 仮想データセンターへの移行を容易に
    「仮想マシンインテリジェントポリシー」によって、仮想マシンの検出と保護が自動化される。また、VMware vSphereのリソース使用状況をこれまで以上に把握しやすくし、最小限の管理工数でVMware仮想マシンのバックアップ効率を向上させることができる。
  • 仮想マシンのバックアップ速度が50%向上
    仮想マシンイメージのバックアップからファイルまたはフォルダを瞬時にリカバリできる、特許を取得した「GRT(Granular Recovery Technology:きめ細やかなリカバリ)」が、VMware環境のLinuxシステムでも利用できる。これにより、仮想マシンのバックアップ時間が最大で50%削減される。また、個別ファイルの管理が簡素化され、リカバリ速度が向上する。
  • あらゆる場所からのオンデマンドリカバリ
    新しい「自動イメージレプリケーション」テクノロジーによって、複数のサイトまたはNetBackupドメイン間でデータをレプリケートしている場合に、NetBackupが代替サイトのバックアップデータを瞬時に利用できる。これによって、より迅速にディザスタリカバリを行えるようになる。
  • コンプライアンス要件、及び法的要件への適合
    バックアップ管理者がコンプライアンス要件、及び法的要件を順守する為の監査証跡機能が充実。
  • 集中制御
    全てのデータ保護環境を単一のビューから管理できる「NetBackup OpsCenter」のレポート機能が、ストレージライフサイクルポリシー、監査証跡、及びライセンス交付に対応。また、「ワークロードアナライザー」などの新しいツールを使って、ハードウェアの使用率が最大になるように稼働を調整できる。
  • Oracleの重複排除
    強化されたOracleデータベースエージェントによって、バックアップと重複排除のパフォーマンスが更に向上した。
  • MySQLサポート
    MySQLデータベースのバックアップとリカバリを、集中化及び自動化する新しいエージェントが追加される。
  • 簡素化されたクライアントアップグレード
    LiveUpdateの機能が向上し、UNIX、Linux、Windowsにおいて、バージョン6.5以降のNetBackupクライアントを、NetBackup管理者が制御する単一のポリシーからアップグレードできる。

同製品の価格は62万円より。


シマンテック
http://www.symantec.com/ja/jp/index.jsp

 

 

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