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ネットスプリング、RADUIS/LDAPサーバー新機種、2万5000アカウントまで利用可

2011年4月1日(金)

 ネットスプリングは2011年4月1日、RADUIS/LDAP機能を備えたネットワーク認証サーバー機の新版「AXIOLE v1.8」を発表した。2011年4月下旬に出荷する。新たに、登録可能なユーザー・アカウント数を既存の1万件から2万5000件へと拡大した。価格は、99万円(税別、1000ユーザー時の初年度費用)から。

 AXIOLEは、パソコンやサーバー機が社内ネットワークを利用できるかどうかを認証することを主な用途とする、認証サーバー機である。IEEE 802.1x認証で使われるRADIUSサーバー機能と、ユーザー情報データベースとしてLDAPサーバー機能を提供する。RADIUS利用時は、MACアドレス認証も行える。

 既存のLDAPサーバーのプロキシとして動作させることもできる。また、AXIOLEからActive Directory(米MicrosoftのLDAP拡張実装)にデータを反映させ、アカウントの管理操作をAXIOLEに一元化できる。運用管理機能は、LDAPデータを操作するためのWeb GUIを備える。エンドユーザーが自前でパスワードを変更することもできる。オプションで、LDAPスキーマ定義やGoogle Appsアカウント同期なども可能。

 今回の新版では、登録可能なユーザー・アカウント数を、既存モデルの1万件から2万5000件へと拡大した。より多くのアカウントを必要とするユーザーにも利用できるようにした。

 利用可能なユーザー・アカウント数は、1000~2万5000ユーザー。ハードウエアのモデルと契約ライセンスによって変わる。1000ユーザー時の価格は、初年度99万円(税別)、2年目以降は年額24万6000円(税別)。2万ユーザー時の価格は、初年度308万円(税別)、2年目以降は年額224万円(税別)。

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