野村総合研究所(NRI)は2011年4月1日、調達・購買業務を行う企業向けに、見積りの取得や取引先の選定業務の標準化および効率化を実現するSaaS型サービス「BizMartECO」を、同日より提供すると発表した。
同社は、食品スーパー大手のマルエツ向けに、2010年2月から、調達・購買支援システムを提供してきた。マルエツは、同システムを活用することにより、これまでの調達コストの削減実績として調達案件ごとに平均10%以上の削減効果を挙げている。「BizMartECO」はこれをSaaS型として汎用化したもの。
同サービスは、あらかじめ発注企業の選定した複数の受注企業との間で、相見積りから、見積り依頼、見積り回答、リバースオークションの開催から取引先選定までの機能を提供する。これにより、発注企業における調達・購買コスト削減を実現しながら、発注企業、受注企業双方にとってメリットのある、透明性・公平性の高い取引を実現する。
同サービスを使った発注企業におけるメリットは以下のとおり。
- 価格競争の促進による調達コストの削減
- 取引における透明性・公平性の確保
- 交渉に要す時間や、資料作成作業などの効率化
- 業務の標準化による属人性の排除
同サービスを使った受注企業におけるメリットは以下のとおり。
- 取引における透明性・公平性の確保
- 交渉に要す期間の短縮
- 入札状況を見つつ提案金額の繰り返し提示が可能
同社は、同サービスを今後1年間で100社へ導入することを見込んでいる。
野村総合研究所
http://www.nri.co.jp/
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



