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日本マイクロソフト、クラウドベースのPC管理サービス「Microsoft Windows Intune」を提供開始

2011年4月20日(水)IT Leaders編集部

日本マイクロソフトは2011年4月19日、クラウドベースのPCセキュリティ管理ソリューション「Microsoft Windows Intune」を2011年4月20日より提供開始することを発表した。

「Windows Intune」は、クラウドサービスとして提供されるPC管理サービスと、法人向けクライアントOSの最上位エディションであるWindows 7 Enterpriseのセキュリティ機能の組み合わせにより、企業・団体におけるクライアントPC管理とセキュリティ対策を統合的に提供するソリューション。

同社が自社内設置型のシステム管理ソリューションとして提供している「Microsoft System Center」とセキュリティソリューション「Microsoft Forefront Endpoint Protection」の機能の一部をクラウドを通じて提供することで、迅速な導入と、PC管理にかかる手間やコストの削減を実現する。

Windows Intuneは、最大20,000台のPCを管理できることから、小規模事業者から大企業まで様々な規模のユーザーが利用できるほか、遠隔のPCを管理できるため、事業所が分散している組織のPC管理にも適する。

Windows Intuneの特徴は以下のとおり。

  1. オールインワンのPC管理
    企業のPCセキュリティ管理に求められる3つのソリューション「更新プログラム管理」、「アンチウイルス」、「暗号化」を統合的に提供。
  2. 場所を問わない管理
    インターネットに接続されているあらゆる場所のPCを管理できる。オフィスだけでなく、外出先、持ち出しPC、自宅での業務用PCなど、Active Directoryドメイン外のPCも管理可能。
  3. 利便性とコスト最適を両立するWindows最上位エディションの利用
    Windows 7 Enterpriseへのアップグレード権を追加コストなく利用でき、OSのバージョン統一による管理コスト削減と、Windows最上位エディションによる利便性・セキュリティの両立を実現する。
  4. サーバーレスで高いコスト削減効果
    サーバーの設置、運用、管理が一切不要のため、迅速に導入できるとともに、サーバーの管理等に必要となる労力とコストや、習熟にかかっていたコストと時間を大幅に削減する。
  5. 保守・管理サービスのアウトソース
    保守・管理サービスを提供する事業者によるPC保守管理サービスの提供が可能。事業者は、追加の設備投資なく、インターネット経由でユーザーのIT基盤の状態を監視し、問題の発生を最小化する。ユーザーは、IT管理者の設置や教育コストをかけずにPCを管理できる。

Windows Intuneの利用料金は、PC1台あたり月額1,230円(PC 1台~249台で契約された場合)。利用台数に応じたボリュームディスカウントや、教育機関向け、既存のWindows SAユーザー向けの割引ライセンスも提供される。管理上限台数は20,000台。

日本マイクロソフト
http://www.microsoft.com/ja/jp/

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