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アプライアンス製品でBIシステム導入の敷居を下げる「Teradata BI Starter Pack」

2011年10月7日(金)鳥越 武史(IT Leaders編集部)

デルとマイクロストラテジー・ジャパン、日本テラデータの3社は2011年8月23日、ビジネスインテリジェンス(BI)アプライアンス製品「Teradata BI Starter Pack」を販売開始した。BIシステム構築に必要なハードウェアとソフトウェアを組み合わせ、3社で事前の性能検証を済ませた(表)。主にBIシステムの導入に初めて踏み切るという企業に向けて、導入の敷居の低さをアピールする。

表 Teradata BI Starter Packで提供するシステムの構成要素
表 Teradata BI Starter Packで提供するシステムの構成要素
※1 BIレスモデルの場合は提供なし ※2 2コアまたは4コアライセンスから選択 ※3 別途保守サポート契約が必要 ※4 MicroStrategy 9を初めて導入する企業のみ、ライセンスを最大100ユーザーまで無償提供

「Teradata BI Starter Pack」は、日本テラデータのデータベース製品「Teradata Data Mart Edition」と、マイクロストラテジー・ジャパンのBI製品「Micro Strategy 9」、デルのラックマウントサーバー「PowerEdge R510/R710」で構成する。導入支援サービスとして、TeradataやMicroStrategyの設定サービスや、BIシステムの利用方法に関する80時間のコンサルティングサービスを標準提供する。

アプライアンス製品の販売や保守サポートの一次窓口は、NTTデータやTIS、CSKといった、日本テラデータのパートナー制度である「Teradata Partner Network Certified Strategic Partner」に加入するパートナー企業が担う。

価格は1080万円(税別)からで、年間100件の導入を目指す。データマートのみを構築したいという企業に向けて、MicroStrategyとPowerEdge R710(BI用サーバー)を搭載しない廉価版の「BIレス」モデルも提供する。(鳥越)

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