日立製作所、DTS 日立製作所とDTSは2011年10月17日、BIソフト「BI NavigationStudio」を発表した。データ分析に関する専門知識を持たないユーザー向けに、簡易操作による分析作業の実施を支援する。
BI NavigationStudioは、日立の業務フローを可視化するポータル「uCosminexus Navigation Platform」とDTSの分析ソフト「データスタジオ@WEB」を組み合わせた製品。ユーザーは画面に表示するフローやガイダンスに従い、データの入力やボタンを選択するだけで分析結果を得られるという。データベースから必要な項目や条件を指定して該当データを抽出できるほか、ウィザード形式でグラフを作成するレポーティング機能なども備える。
目的に応じて3通りの分析手法を選択できる。「RFM分析」は購買情報や購買履歴から優良顧客を抽出する。「ABC分析」は重要度別にデータの選別/抽出が可能で、「デジタル分析」は購入金額の高い顧客を抽出して売上の構成比を調べられる。
価格(税込)は300万円から。2012年度までに20セットの販売を目指す。 (折川)