ネットワールドは2011年11月1日、米ヴイエムウェアの統合アプリケーション基盤「VMware vFabric」を販売すると発表した。ヴイエムウェアの仮想化基盤「同vSphere」と組み合わせて使うことで、仮想環境でのアプリケーション提供が容易になるという。
「VMware vFabric」は大きく8種類のコンポーネントで構成する。例えば、Javaアプリケーションサーバーである「vFabric tcServer」や、サーバーのパフォーマンス監視に用いる「同Hyperic」、メッセージブローカの「同RabbitMQ」を備える。
価格は、メッセージブローカなどを含まない下位版「Standard」が仮想マシン1つ当たり16万8126円(税別)から、すべてのコンポーネントを含む上位版「Advanced」が18万90円(税別)から。コンポーネントを単体で購入することも可能。
vFabricは各種オープンソースソフトウェア(OSS)がベースになっている。そのためネットワールドはOSSのサポートで実績があるサイオステクノロジーと協業し、技術サービスの充実を図るとしている。 (栗原)