データ品質を計画的に維持・向上させる「データマネジメント」の取り組みは、経営とITを高度に融合させて実益に結び付けていく上での要諦となる。はたして国内企業の実態とはどのような水準にあるのか─。これを明らかにすべく、日本データマネジメント・コンソーシアムの調査研究部会はこのほど、本格的な調査を試みた。本稿では、その1次集計の速報をレポートする。データ品質の重要性に気づいて何らかの行動を起こしつつも、人材育成や推進組織の整備などで多くの課題を感じている実態が浮き彫りになった。
- > 前へ
- 1
- 2
バックナンバー
- ERP導入企業は34.8%、経営改革や業績管理に活用する動きも─ERP研究推進フォーラム/IT Leaders共同調査(2013/02/07)
- ツールの効果的活用で機能品質高め─テスト工程のあり方を見つめ直す(2013/01/29)
- IaaSを利用する際、これだけは押さえておきたいセキュリティのツボ(2012/10/18)
- これからIT部門が育てるべき人材像とは(2012/08/24)
- ベテラン社員に技術やノウハウが偏在、情報システム部門の技能継承が課題に(2012/07/19)