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日立、「Cosminexus Version 9」を発表、ミドルウェア群にインメモリー型データグリッド製品などを追加

2012年4月26日(木)栗原 雅(IT Leaders編集部)

日立製作所は2012年2月28日、仮想化に対応した統合ミドルウェア基盤の新版「Cosminexus Version 9」を発表した。CosminexusはSOA(サービス指向アーキテクチャ)基盤やアプリケーションサーバーなど複数の製品からなるミドルウェア群。今回、新たに2つのソフトをラインナップに加えた。

1つは、PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)環境を管理する「uCos-minexus Service Director」である。仮想化によって複雑さが増すシステムの構成情報や、仮想マシンへのITリソースの割り当て状況を可視化して、構築や改修に伴う作業の効率を高められるという。

もう1つは、複数のサーバーのメモリーに分散してデータ処理を実行するインメモリー型のデータグリッド製品「同Elastic Application Data store」。アクセス量が多いデータ処理の応答性能を高める効果が期待できる。

価格は、同Service Directorが52万5000円から、同Elastic Application Data storeが115万5000円から。出荷開始時期は前者が5月31日、後者が3月15日。 (栗原)

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