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日立、Hadoopを使ったBIシステムを構築済みの状態で提供

2012年6月15日(金)緒方 啓吾(IT Leaders編集部)

日立製作所は2012年5月7日、Webサイトのアクセス履歴など、大量のログデータの分析を可能にする「かんたんHadoopソリューション for ログ解析(QlikView & JP1)」を発表した。日立の高集積ブレードサーバー「HA8000-bd/BD10」に、大規模分散データ処理基盤「Hadoop」とインメモリー型BIソフト「QlikView」、統合運用管理ソフト「JP1」などをインストールし、初期設定を済ませた状態で利用者に提供する。

 QlikViewは操作体系のわかりやすさなどから注目を集めるQlikTech社のBIソフト。分析対象の明細データを圧縮し、メモリー上に保持するため、事前に集計処理を行ったり、データマートを構築したりする必要がないのが特徴。ディスクI/Oが無い分だけ処理も速い。

 ただし、データ量が膨大になると、メモリー上に保持しきれなくなる上、分析の複雑さが増す。そこで、大量データの格納や処理を得意とするHadoopを使い、分析の目的に合わせてデータを抽出・加工できるようにした。

 システムの稼働状況の監視や、データ処理のジョブ管理にはJP1を用いる。価格は907万4100円から。

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