オラクルは2013年7月24日、2014年度のアプリケーションの事業戦略を発表した。
アプリケーション事業統括 椎木 茂 氏
今年度は、3つの分野に注力する。1つめは、特定業務向けのインメモリー・アプリケーション。Exadataや、Exalogicなど、オラクルの垂直統合プラットフォーム向けに、生産計算や原価管理などの業務アプリケーションを投入する。
各アプリケーションはハードウェアの構成を念頭に置いて設計。ハードディスクにアクセスすることなく、処理を完結できるようデータの配置などを工夫し、スループットを追求するもの。これまで、処理時間の都合から、週次や日次のバッチ処理としていた業務を、リアルタイムに行えるようにする。意思決定の迅速化やビジネスプロセスの改革などの効用を訴える。
2つめは、グローバル経営基盤ソフト。グローバル展開する企業向けに、「Oracle Hyperion EPM」と、「Oracle ERP Applications」、垂直統合プラットフォームを組み合わせたソリューションを提案する。各拠点の情報をリアルタイムに集約、処理し、どこでどんな製品が利益を上げているか、いち早く把握できるようにする。
3つめは、SaaS。特に、タレントマネジメント、営業・マーケティング支援、カスタマーエクスペリエンスの3分野に力を注ぐ。例えば、グローバル企業やソフトウェア開発会社などに、人材の採用や育成、評価などを一元管理する「Oracle Taleo Cloud Services」を提案する。また、カスタマーサポート業務を管理する「Oracle Cloud CX Services」を、カスタマーエクスペリエンス向上とコスト削減の手段として売り出す。
アプリケーションの販売を推進すべく、製品ごとに専任チームを立ち上げるほか、パートナーとの協業プログラムも策定する予定。
Oracle / ERP / SaaS / タレントマネジメント / クラウド
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