ファイルサーバーの不要ファイルを自動的に退避、削除するツールを導入した。ツールを提供したジャストシステムが2013年11月6日に発表した。
長期にわたって参照・更新していないファイルや、著しくサイズの大きなファイル、内容が重複しているファイルなどを特定し、削除したり、アーカイブ領域に退避したりする。
同社はこれまで、社員の求めに応じて、ファイルサーバーのディスクを増設しつづけてきた。その結果、容量が10テラバイトまで肥大化していた。ディスク増設に掛かるコストも負担だった。
今回のツール導入により、ファイルサーバー容量を44%削減した。今後は、ツールで管理する対象を、共有領域だけでなく、個人領域にも拡大し、容量削減を継続する。ジャストシステムのファイルサーバー統合管理システム「GDMS」を採用した。