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テレビ朝日、東京・六本木の複合拠点のネットワークインフラにSDNを採用

2013年11月13日(水)IT Leaders編集部

テレビ朝日は、2013年10月25日に竣工した、東京・六本木の複合施設「ゴーちゃん。スクエア」に、SDN(Software-Defined Networking)に対応したネットワークインフラを導入した。構築を担当したNECが2013年11月13日に発表した。

多目的ホール向けネットワークや、オフィス向けネットワーク、映像伝送用の広帯域のネットワークなど、複数のインフラを用意する必要があった。番組収録やイベント開催時には、一時的にネットワークの設定を変更する必要もあった。

こうした要件に対応するため、ソフトウェアでネットワークの設定を柔軟に変更できるSDNを採用した。具体的には、NECのOpenFlow対応機器「UNIVERGE PFシリーズ」を使って、ネットワークインフラを構築。複数の独立した論理ネットワークを定義、運用できるようにした。

SDNを採用することで、ネットワークインフラの導入も容易になった。従来は、インフラの変更に伴う手間が大きかったため、要件を詳細に定義した上で、物理ネットワークや論理ネットワークを設計、構築する必要があった。

SDNを採用したインフラでは、比較的容易に新しい要件を追加したり、それに応じて設計を変更したりできる。その分、要件定義や設計のフェーズを短縮することが可能になった。

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