ネットワークの仮想化アプローチにおいて、LAN環境のみならずSANも対象にリソースの有効活用を図る─。富士通研究所が実用化のメドをつけたと発表した。
富士通研究所は2013年12月9日、LANとSAN(Storage Area Network)との統合ネットワーク環境を対象にパフォーマンスを向上させるSDN技術を開発したと発表した。
ネットワークを仮想化し、ソフトウェアによるスイッチ制御によって経路等の動作環境を動的に変更するSDN技術。従来は主にLAN上のトラフィックを対象としてきたが、データセンターにおける各種リソースの効率活用といった観点から、IPアドレスを使わないストレージトラフィックをも対象にすることが課題の1つとなっていた。
富士通研究所は、FCoE (Fibre Channel over Ethernet)を前提に、データフローの検出/操作機能をイーサネットスイッチに実装するとともに、それを制御するためのインタフェースを開発。ストレージトラフィックに動的変更を加えることに実用化のメドをつけた。これまでの約2倍の性能向上を確認したという。
クラウド基盤のスケーラビリティ向上に寄与する基礎技術と位置付け、検証を重ねた上で、2014年度中に本格的な実用化を目指す。
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