製品を提供したアシストが2013年12月20日に発表した。
食品、サプリメント、化粧品事業などを展開する。マーケティング担当者がプロモーション企画を作成する際、顧客情報を分析するための基盤を構築した。2012年3月より運用を開始。マーケティング部門での評価が良好だったため、物流部門にも利用を拡大。現在は、マーケティング部門、物流部門、IT部門の15名が利用している。今後、CRMツールとしても活用する予定。営業部門が、通信販売や店舗販売の状況を把握する仕組みも作る。
従来は、分析担当者がデータソースにアクセスできないため、IT部門に抽出を依頼する必要があった。このため、データを入手するまでに時間がかかり、リアルタイムデータを基にした分析ができず、IT部門の作業負荷も大きかった。また、分析基盤のパフォーマンスも十分でなかった。例えば、過去10年にわたるデータを分析しようとすると、検索結果を得るまでに数時間を要していた。刷新後は、こうした課題を解決した。