再春館製薬所はバックアップ用ストレージ「EMC Data Domain DD670」を導入した。製品を提供するEMCジャパンが2014年1月21日、発表した。
再春館製薬所はこれまで、受発注や生産管理に関わる業務データを6台のテープライブラリ装置に日次でバックアップしていた。しかし、本番/開発/テスト環境を含めたデータをバックアップすると、バックアップし終えるのにほぼ1日かかってしまい、災害時には迅速にリストアできないなどの問題が顕在化していた。
こうした課題を解決するため、テープではなくディスクを記憶媒体とするバックアップシステムが必要と判断。テープより高速なディスクを使ったバックアップ用ストレージ導入に踏み切った。
製品選定時に重視したのは重複排除機能。ソフトウェアを使って重複排除する製品の場合、データの重複排除率や処理性能の低さがネックだった。これに対しData Domainは、ハードウェアで重複排除処理するため、ソフトウェア処理する製品よりも性能が優れるという。再春館製薬所は、重複排除機能に加えてレプリケーション機能、データ増加に合わせて容量を増やせる拡張性などを評価した結果、Data Domainを採用した。
Data Domain導入により、バックアップにかかる時間は従来の約22時間から13~14時間前後に短縮。バックアップ担当者の作業時間は、年間120時間以上削減する。これまではバックアップ済みのテープを遠隔地に搬送していたが、レプリケーション機能を利用することで搬送作業も不要となった。
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