フィデアホールディングス傘下の荘内銀行(本店:山形県鶴岡市)と北都銀行(本店:秋田県秋田市)は、勘定系システムを共通化した。荘内銀行は2014年3月17日、北都銀行は同年5月7日に新システムの利用を開始した。NTTデータが2014年5月7日に発表した。
両行は2009年10月の経営統合以来、それぞれ個別の勘定系システムを運用していた。今回のシステム共通化の狙いは、戦略的商品の共同開発を可能にするほか、事務作業を効率化すること。システム開発・運用コストの削減といった効果も期待できる。
新システムは荘内銀行がこれまで利用していたシステムをベースに、NTTデータの地方銀行向けクラウドサービス「BeSTAcloud」上に構築した。
なお、フィデアグループはBeSTAcloudの第1号ユーザーとなる。あおぞら銀行も同サービスの採用を決め、2015年度の利用開始に向けて作業を進めている。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | フィデアホールディングス |
業種 | 金融 |
導入システム | 勘定系システム |
導入目的 | 商品力の向上、コスト削減 |
導入時期 | 2014年5月 |
主な利用製品 | 「BeSTAcloud」 |