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豊田自動織機、経営管理システムを刷新してグローバル競争力を強化

2014年6月19日(木)IT Leaders編集部

豊田自動織機は、新たなグループ経営管理システムを稼働させた。国内外約220社に及ぶグループ会社の経営情報を一元管理して意思決定に役立てるほか、グローバル連結会計を強化することが狙い。構築を担当した電通国際情報サービス(ISID)が2014年6月19日に発表した。

同社にとって、グループ全体の経営管理の精度向上が急務となっていた。各地における的確な事業戦略を迅速に立案できなければ、グローバル競争に勝てないからだ。それには、各拠点の経営情報を横並びに比較検討できる環境が不可欠と判断。新システムの構築に踏み切った。

新システムは、制度会計や管理会計、資金管理の各情報を一元管理するほか、分析やレポーティング、決算処理といった機能を備える。各部門の担当者は、同じ環境から必要な情報を必要なタイミングで抽出・活用できる。

連結会計機能も導入した。本社と海外地域統括会社のシステム間にインタフェースを実装。統括会社傘下のグループ会社の経営情報を取得できるようにした。これにより、個社別や製品別、市場別実績の分析をタイムリーに実施できるようになった。

オラクル製の経営管理システム「Oracle Hyperion Financial Management」と、ISID製の連結会計システム「STRAVIS」を組み合わせて構築した。ISIDは、勘定科目の整備や連結処理ルールの定義、管理指標の策定も支援した。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 豊田自動織機
業種 繊維機械、自動車、産業車両の製造・販売
導入システム グローバル経営管理システム
導入目的 意思決定の高度化
導入時期
主な利用製品 「Oracle Hyperion Financial Management」、「STRAVIS」
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