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三甲リース、年間3億件のトランザクションに耐えるデータベース基盤を整備

2014年6月26日(木)IT Leaders編集部

プラスチック物流機器のレンタル事業会社である三甲リース(本社:東京都港区)は2014年1月、機器の個体管理分析を担うシステムの性能を引き上げるため、ハードウェアを刷新した。製品を導入した日本オラクルが同年6月23日に発表した。

同社は中核商品であるパレットやコンテナの紛失を防止するために、RFIDやQRコードを利用した個体管理分析を実施している。これに伴い、「Oracle Database Standard Edition」を用いて構築した旧システムでは1日50万件以上、1年で2億件に上る突き合わせ処理が発生。集計バッチ処理に遅延が出始めていた。さらに今後、個体管理の対象を全商品に拡大していくなかで、そうした処理が年間3億件に膨れ上がることが予想できた。このため、抜本的な性能向上策を打ち出すことが急務となっていた。

アプリケーション改修という手段もあるが、それには多大な期間とコストが必要だ。そこで同社は、より現実的な解としてハードウェア更新による性能向上を決めた。

新たに導入したハードウェアは「Oracle Database Appliance」。データ量やデータ項目数に応じて料金を支払う。 IAサーバーを基軸とする別案と比較して初期費用を50%、保守費用を40%削減できる点を評価したという。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 三甲リース
業種 プラスチック物流機器のレンタル
導入システム データベースアプライアンス
導入目的 性能向上
導入時期 2014年1月
主な利用製品 「Oracle Database Appliance」
関連キーワード

リース / 物流 / バッチ処理 / Oracle / Database Appliance / アプライアンス

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