良品計画は2014年5月、ビジネスの基幹となる原価計算、国内店舗・ECサイトの物流、海外物流の3システムを刷新。ハードウェア増強による性能改善を図った。製品を導入した日本オラクルが2014年7月2日に発表した。
複数のUNIXサーバー上で運用していた各システムを、1台の「Oracle Exadata」に集約した。
今回の刷新により、システム性能を大幅に引き上げることに成功した。ECサイトにおける在庫引当時間の平均を、従来の4分の1にあたる0.17秒に短縮。物流センターにおけるピッキングや出荷指示データを作成する時間を、1時間から10分に短縮できたという。
システムインテグレータのYDCがシステム構築や検証、テストを担当。日本オラクルが実装を支援した。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | 良品計画 |
業種 | 専門店事業の運営・商品企画・開発・製造・卸・販売 |
導入システム | 高速データベースマシン |
導入目的 | システム性能の向上 |
導入時期 | 2014年5月 |
主な利用製品 | 「Oracle Exadata」(高速データベースマシン)、「Oracle Audit Vault and Database Firewall」(データベース・セキュリティ)、「Oracle ZFS Storage ZS3」(バックアップ・ストレージ) |