三井住友アセットマネジメント(現三井住友DSアセットマネジメント)は、社員が利用するPCを仮想デスクトップ環境に移行。2014年1月から利用中だ。ストレージシステムを導入したネットアップが、2015年2月5日に事例として公表した。
資産運用会社の三井住友アセットマネジメント(現三井住友DSアセットマネジメント)は従来、社員のデスクトップ環境としてWindows XPを搭載したPCを導入していた。しかし、物理PCは運用保守の負担が大きい。例えば、年に2回実施される大規模な人事異動のたびに、平均して200~300台の端末環境を再構築・移動するために多くの時間やコストがかかっていた。端末やデータの持ち出し・紛失といったセキュリティリスクも悩みの種だった。
そこで、Windows XPのサポート終了を機に、仮想デスクトップ環境を全社導入することを決めた。
サーバーとデスクトップ仮想化には、VMware製品を採用。ストレージシステムには、性能のほか業務要件に応じてリソースを細かく制御できるQoS機能、VMware製品との親和性を評価し、ネットアップ製品を採用した。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | 三井住友アセットマネジメント |
事業内容 | 投資運用、金融商品取引 |
導入システム | 仮想デスクトップ |
導入目的 | 運用管理の効率化、セキュリティ強化 |
主な利用製品 | 「VMware vSphere」(サーバー仮想化)、「VMware Horizon View」(デスクトップ仮想化)、「NetApp FAS3220AE」(ストレージシステム) |