西川ゴム工業は成長戦略を実現するための業務見直しに伴い、サイロ化していた社内システムをプライベートクラウド上に統合する。製品開発元である日本オラクルと導入を担当したアシストが、2015年2月25日に発表した。
同社はこれまで、部門ごとに最適化したシステムを個別に構築・運用してきた。その結果、システムごとにマスターがバラバラだったほか、ハードウェアやソフトウェアの調達作業が煩雑になっていた。
一方、同社は2020年までに連結売上高1000億円以上を達成するため、人事・購買・会計といった業務を見直すBPM(Business Proccess Management)を進めている。その実現には、システム再構築によるデータの一元化や仮想化が不可欠だった。
そこで、オラクル製のデータベースアプライアンスをベースにしたプライベートクラウド環境を導入した。すでに、グローバル図面管理システムを2014年11月に移行済み。今後、他システムの移行を順次進めていく。導入支援はアシスト。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | 西川ゴム工業 |
事業内容 | 各種シール材の製造・販売 |
導入システム | プライベートクラウド |
導入目的 | 業績の最大化、運用管理の効率化 |
主な利用製品 | 「Oracle Database Appliance」 |