富士ゼロックスは2015年4月13日、大手・中堅企業を対象に、アプリケーションのホスティングサービスの提供を開始した。AWS(Amazon Web Services)のクラウドサービスを利用し、そこでのシステム構築や運用管理を支援/代行する。
富士ゼロックスのホスティングサービスは、AWS(Amazon Web Services)におけるサーバーの構築から初期利用環境の設定、日常的なシステムやアプリケーションの運用管理などを代行するもの。システム運用業務の負担軽減やITコストの効率化を支援するとともに、導入方法の選択肢も増やしていく。
今回、最初のサービスとして2種類の業務別サービスを提供する。1つは、エンジニアリング環境での図面や技術文書の管理/活用を支援する「ArcSuite Engineering(アークスイートエンジニアリグ)」。もう1つは、文書の共有を支援する「DocuShare(ドキュシェア)」である。いずれもオンプレミス用途ではこれまでも提供してきた。対象アプリケーションは順次拡大していく予定だ。
サービスの料金は、月額利用料型で、クラウドへの接続形態や利用規模などの別に料金表を設定している。
なお富士ゼロックスは、今回のサービス開始に伴い、AWSの認定パートナー資格「APNテクノロジーパートナー」を取得している。