米ヴイエムウェアの日本法人は2015年5月20日、DaaS(Desktop as a Service:デスクトップ仮想化サービス)である「VMware Horizon Air」の一般向けサービスを2015年第2四半期(4〜6月期)中に開始する予定だと発表した。IT管理コンソールやAPI(Application Programming Interface)といった新機能も追加する。
VMware Horizon Airは、PCやシンクライアント、あるいはモバイル端末からWindowsベースのデスクトップやアプリケーションにアクセスするためのサービス。同社のハイブリッドクラウド・プラットフォーム「VMware vCloud Air」から提供する。
追加するIT管理コンソールでは、クラウド上でホストするデスクトップやアプリケーションの管理やモニタリングを可能にする。デスクトップやアプリケーションを作成するためのウィザードや、ユーザー/グループの検索機能、プール化したデスクトップの管理を簡素化するための機能を備える。
API(Application Programming Interface)を公開し、プログラマブルな管理を可能にする。IT管理者は、仮想デスクトップの作成やプール化などに対し、独自のワークフローやプロセスを作成できる。
仮想デスクトップの最低購入数は50から。12カ月間のサブスクリプション契約を締結した場合の1デスクトップ当たりの料金は、市場予測値として月額4300円(税別)としている。